火のサインをハリー・ポッターで例えたら

占星術

占星術は象徴をいかに現実の事象に落とし込むかで解釈の幅が違ってくるので、身近にあって分かりやすい例というのはいくつあっても困りません。

というわけで、世界的にも超有名で日本でも大人気のハリー・ポッターシリーズのホグワーツ魔法学校4つの寮から、12サインの各エレメントの特徴について考えてみたいと思います。

※それぞれ寮の中の登場人物の特徴に当てはめて考察していますが、主に映画版の情報を元にしています。
あくまで「この人物の行動はこのサインに近いって言えるよね」な感じの当てはめ方なので、必ずしも登場人物の実際の誕生日のサインのみを元に考察しているわけではないのでご了承ください。

今回はグリフィンドール→牡羊座・獅子座・射手座です。

火のサイン・グリフィンドール寮の全体の特色

THE・主人公のキャラクターが入寮するイメージのグリフィンドール。
というより、ある程度自我が強くないと生き残れない弱肉強食さがそこはかとなく漂います(笑)

陽キャっぽさは占星術のサインの中でも火のサインにそのイメージがはじめからありますが、グリフィンドールはまさにその感じ。

スポーツマンだったり、将来は政治活動をしていたり、ハリーたちのようなヒーローだったり、自分の信じる正義の為なら強いパワーと勇気を発揮できる性質を持っているのがこの寮の特徴です。

若干荒っぽいところがあるのは、勝負に勝って自分の正しさや信じているものを証明するまでが大事だからなのでしょう。
ぶっちゃけ、火のサインが強いから正しいことを選択できているのではなくて、他の正義や考え方も同じくらい正しいかもしれないのに、それらをぶっ潰しにかかっているので結果的に・・・ということもあるのが火のサインの反省点。

ですがそんなことを気にしていたら火のサインのエネルギーは消えてしまいますので、結果的に共感を大事にしているスリザリンからは当然嫌われるし(スリザリンからすればグリフィンドールの自己中心さはあり得ない)、ハッフルパフやレイブンクローからは「なんか元気で無邪気な連中だなぁ」くらいの距離感で見守られている感じなんだろうと思います。

牡羊座っぽいハーマイオニー

牡羊座っぽいのは、多分ハーマイオニーでしょう。
映画版のハーマイオニーを演じているのは牡羊座のエマ・ワトソンなので、だいぶ彼女の演技や雰囲気に引っ張られている感じではあります。
実際のハーマイオニーの誕生日は9月19日なので乙女座なのですが、アセンダントか月が牡羊座になるのかも。架空の人物なのでJ・K・ローリング氏のみが知ることですが・・・


知能は高いのですが、社交的なセンスは高くありませんし目立ちたがり屋で一番になることにとても正直に貪欲です。勢いでごりごり突き進む子ですね。欲求→行動→経験値が溜まって成長していくタイプ。
組み分け帽子はレイブンクローと迷ったようですが、グリフィンドール気質が強かったのでしょう。

怖いもの知らずで、負けることへの恐れよりも挑戦して得るもののことの方に意識が向いていますので、こういうところが非常にグリフィンドールっぽいです。
自分が必要と感じたらホグワーツの規則も積極的に破っていますし、いい意味で人目をあまり気にしないところも火のサインが強いタイプの特徴です。

もちろん、牡羊座っぽいからといって全員が勝気な感じというわけではないですが、多少なりともこの気質があります。
逆に自分の牡羊座っぽさが上手く発揮できないでいる人はこの気質を意識してみても良いと思います。

獅子座っぽいハリー

公式の誕生日でも獅子座のハリー。俳優のダニエル・ラドクリフも獅子座。
目立つ・行動する勇気があり、リーダーの素質がある。獅子座サインのテンプレートな感じです。

獅子座サインは自分の直感の正しさに従うせいか、傍から見たら「何考えてんだコイツ」みたいな行動をとる傾向があります。あまり事前に「こうしたらこうなる」みたいな計算をせずに、行動しながら考えて何とか最後に帳尻合わせをする、そんなところがあります。

無意識に目標設定が高めなことが多いので、結果的に投げ出すわけには行かなくてやりきってしまう、というところが最後までエネルギーの切れないグリフィンドール・火のサインっぽさだと思います。
なんだかんだ、人から頼りにされると一番弱いサインかもしれない。

劇中でもハリーは色んな人から「偉大な存在になる」と言われています。
それが本人的に嬉しいのか嫌なのかはさておき、プレッシャーはあったに違いありません。
そんな風にさんざん言われておいて「普通の人の生き方をする勇気って逆に持てないでしょ」とも思いますが獅子座サイン強めの人にとっては、このくらいの方が丁度良かったりもします。

射手座っぽいロン

かわいい赤毛の坊やな外見とは裏腹に、負けず嫌いなロン・ウィーズリー。
設定上の誕生日は3月1日の魚座ですね。ハーマイオニー、ハリーが乙女座と獅子座なのでこの二人の間に挟まれた魚座のロンは一番気苦労が多かったのではないだろうか、と考えてしまいます。(魚座は優しい)

3人組の中で、一番柔軟に物事を考えられていたのはきっとロンだったと思います。たくさんの姉弟がいて、マグルに偏見が無い両親がいて、ものの考え方の元となる一般常識に対する固定観念があまりなく、意識が開かれていたところが射手座かつ魚座っぽいです。

射手座もライバルがいないよりはいたほうが良く、一人きりで何かを考えだしたり行動をするというより、誰かと勝負することや問題に対する答えを自らの頭で考え導き出すといった、何か自分以外の対象があることで知性や行動力が高くなるサインです。

自分の周りに自分より優れた人がたくさんいる(ハリーにハーマイオニー、賢い双子の兄弟や優秀な長兄など)状況でも、何とか勝ちたいと努力するあたりはやはりロンもグリフィンドール生。
本人は直接的に知らないとはいえ、副校長(マクゴナガル先生)とのチェス勝負に勝っていたというミラクルを起こしていたのが面白いですね。


以上、グリフィンドール生の特徴から考える火サイン考察でした。


プレッシャー無かったりライバルいない方がちょっとションボリしちゃうかも、な寂しがり屋でかわいいグリフィンドール生です。

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