自分を傷つけた人への未練、恨みを手放す方法

スピリチュアル

信じていた人に裏切られた。
自分だけが相手のことを思っていて、報われなくて辛い。
恋愛だけではなく、友達や家族、仕事上の関係でもこういう気持ちになってしまうことはあるものです。

人は誰かを理性だけで好きになったり仲良くなろうとしたりするわけではありませんから、
特に感受性が豊かなタイプの人だと、相手との関係に振り回されてグッタリと疲れてしまうことも少なくありません。

人が恋愛系の占いに依存しやすいのは、自分の感情を落ち着ける必要性を強く感じてしまうからです。
恋愛は自己価値観と結びつきやすく、「相手に好かれていれば自分には価値がある」という自分の思い込みの条件によって、思考や行動が突き動かされるためです。

人間関係で感じるネガティブな感情の元になっているのは、実は相手ではなく自分の側にあります。

人が誰かに裏切られたり、見捨てられたというような経験をする時に傷ついているのは、
このような結果になることに結び付いた決断や行動をした、過去の自分自身を信じたことに対して傷ついているのです。
つまり、「あの時間違った判断をした自分自身」に対して腹を立てたり恨んだりする代わりに、自分以外の相手に投影しているというわけです。

 

よく、「許しましょう」という言葉がスピリチュアルでは出てきますが、
自分を傷つけた相手を許さなくても良いのです。
望んでいなかった結果(今の状況)を作り出した原因である過去の自分さえ許せれば、過去から続いているネガティヴなエネルギーを手放すことが出来ます。

 

人は間違いから学ぶと言いますが、魂の成長や意識の拡大という次元で見れば、間違うという経験すら必要な学びであることが多々あります。

「ああ、あの時はそれが正解だと思っていたけど、そうではなかったんだな」という気付きだけが重要で、後は手放す必要がある人間関係も時にはあったりします。

本当のスピリチュアルな助言・ガイダンスとは、間違いを認めて受け入れて、必要なことや気付きを一つ一つ学んでいくことを含みます。
引き寄せの法則や神様への願掛けも決して意味のないことではありませんが、同時に自分自身の内面の癒しや成長もちゃんと行っていくことで、この世界での経験はもっと素晴らしいものになるでしょう。

コメント

  1. ゆかっぴ より:

    そうなんですか。心穏やかな日々がいいな。

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