音を使った波動エネルギーの判断の仕方

スピリチュアル
スピリチュアルやってると必ず出てくる“波動”とかいうやつ

「波動が高い」
「波動が低い」

スピリチュアル界隈では当たり前のように「説明なんかいらないよね」という感じで飛び交っているワードですが、皆さんなら、よくわからない人になんて説明しますか?

波動と言えば、高いほうがよくて低いほうが良くないとかたまに見かけるけれど、実際には単に状態の一部だとか説明されてたり、結局はよくわからないとか。
「あの人は波動が高い!」とか言われてる人に会ってみたり声を聴いてみたりしても、イマイチよくわからないとか。
こういう疑問、スピリチュアルなことに興味もって勉強してる私たちのような人達でも、スパっと答えを出せないことが多いです。

波動が高いと宇宙視点に近づくとか、純粋な存在のエネルギーに近づくとか、
「ええい、つまりそれはあらゆることに関して視野が高く広くなり、愛に近づくってことよ!」とか無理やり言葉でスピリチュアリズムを表現してみてもいいと思うのですが

結局、波動を極限まで低くしたらしたで、トーラス構造のたとえや陰陽図の解説がのごとく、陰は陽に、陽は陰に転じるので、スピリチュアルな理屈よりも、より客観的に体感できる方法を今日はシェアしたいと思います。

波動の体感の仕方その①…ピアノでホラー映画に流れてそうな音を探してみよう

 

ではまず、ピアノのような鍵盤を押さえたら音が出る楽器をご用意ください。
音階はなるべくたくさんあるほうがわかりやすいです。

スマホをお持ちの方だと、無料のピアノ演奏アプリなどがダウンロードできると思うのでそういうものでOKです。

はい、用意はできましたか?
では、あなたが今まで見聞きしたホラー映画や漫画の場面なんかを思い浮かべて、
「これぞホラーシーン」という音を弾いてみてください。

…どうですか?
だいたいの方が、鍵盤の左側、くらーいおもーい音の鍵盤を押してみたのではないかと思います。
「ダァン!」とか「ボォーン…」みたいな音。
軽い感じはしませんね?

まあ、人によってはちょっと謎めいた曲調のホラー音楽を思い浮かべたことで、けっこう高めの音を弾いた人もいるかもしれませんね。
専門用語でいう、マイナー調というやつですね。

とにかく、基本は気分が重たく沈む音をイメージしてください。
マイナー調でも構わないし、マイナー調で気分が沈まなかったら違う音探してください。不協和音でもいいです。うん、あのグループの楽曲じゃないほうの。

ようは、自分が聞いて「明るいというイメージを感じる音」と「暗いイメージを感じさせる音」を探せたらOKです。

ここまで大丈夫です?
では、その音が「低い波動」を表す音です。
気分が落ち込んじゃったり、なんか怖いなって思う雰囲気がそうなんですね。

音楽は特定の気分を盛り上げたり演出したりするのに、非常に効果的なものです。
すごいですよね。音楽の理屈を知識としてわかってなくても、聞いたほとんどの人が作曲者の意図したイメージを感じ取ってくれます。

波動の体感の仕方その②…色んな気分の声を発してみよう

とまあ、客観的にほとんどの人が「暗いと感じる音」は、音楽から探すことが出来ました。

しかしここまでだけじゃ、「逆に波動が高いっていうのはどういうこと?」という疑問はまだ消えませんよね。
「讃美歌っぽい音、宇宙空間っぽい音、クリスタルボウルの音などが高い波動の音」って言われても、低い波動の時と比べるとイマイチ実感しにくい。

そんなことありませんか?

というわけで、次は自分を波動の発生装置にしてみましょう。
どうするかは、簡単。

最近起こった出来事の中から
「悔しい!!」とか
「ムカつく!!」とか
「悲しい~~~!!!」とか
強く心にエネルギーの動きを感じる感情を思いながら、音になるかならないかの曖昧な感じで、息を思いっきり吐きだしてください。
溜息とか、あくびをする時みたいな感じです。
「ハァ~~~~~~」って感じです。

込めた感情が強いと、「ア”アアアアア~~~~ッ…」とかみたいな音になります。

怒りとか悲しいなどの感情が思い浮かばない場合は、
「楽しい~~~!!!」
「嬉しいーーー!!」
「最高ーーーーー!!!」
とかの感情でも構いません。
まあ、もっとも、ほとんどの人がこういう楽しいや嬉しい時の高い波動の時は思わず声に出ちゃってる時が多いと思うので、とっさに言われてやりやすいのは怒りや恐怖などの低い波動の音になると思います。

できましたか?

どうです?
ネガティブな気持ちのこもった感情で出した音であればあるほど、ホラー映画の中の幽霊が出す呻き声に近い音になりませんでしたか?
リアルな幽霊の音、聞こえました?それ、あなたの霊体のエネルギーです。
すなわち、波動です。

では、低いエネルギーを声に出せた人は、高い波動のエネルギーも発してみましょう。
どうやってその気分になれるかどうか思いつかない人は、頑張って探してみてください。
例えば、温泉に浸かった時を想像するとか、好きなアーティストのライブに行けた時の妄想をするとかして、ひねり出してください。自分なりの天国を思い描いたり、綺麗な景色の画像を見るのもいいです。
イメージできたら、声を発してみましょう。

どうですか?
高い波動の感情から発した音は、重たい気持ちの時に発した音と比べて軽いですよね。
体感的に軽かったり高い音として聞こえますよね。

このように、自分の波動が上がれば、出す声(波動)は実際に高い音・軽い感じになります。


音の効果を日常に取り入れて波動を調整してみよう


物理学の話になりますが、波動は共鳴します。
相乗効果で、暗い気分の時に暗い音楽を聴くと余計に暗い気分になりますし、
明るい気分の時に明るい曲を聴くとさらに明るい気分になりますよね。

 

ですので、波動を上げる音楽などを聴くと波動が上がり、暗い音楽ばかり聞いていると気分が落ち込んで波動が低くなってくるのはそんなに間違いではないのです。
ということは、逆もまた然り。
波動を上げたければ、高い波動の影響を受ければいいのです。

でも、気分が落ち込み過ぎてたりすると、明るい曲や綺麗な音の音楽を聴いても、まるで耳にもハートにも届いてこない時があります。

そういう時は、思いっきりその落ち込んだ感情・波動の音を発散して、ハートからエネルギーを放出したほうが効果があります。
表現や感情移入による昇華・カタルシスですね。

感情のエネルギーで重要なのは、同じところに無理に留まろうとしないことです。
喜がきて、怒がきて、哀がきて、楽がくる。このように、人の感情はクルクル勝手に移り変わっていくのです。
ネガティヴな感情の浄化がある程度できたと思えたら、少しポジティヴな音楽を聴くように切り替えるなどして、いつまでも握りしめないことも大事です。

 

どんな波動の状態でいたいかは自分で決めて良い

私たちはいつも、自分の内と外から、何らかの波動の影響を受けています。
人の会話から発するエネルギーも、良い波動を発していれば良い影響を受けますし、
愚痴や妬みの話題であれば、聞いている受け手側はその波動に影響を受けて、疲れたりします。

外の波動から影響を受けないよう訓練したり、自分の波動をどんどん高くして行くことが出来れば、低い波動と感じる場面においても大丈夫になるそうですが、そうなるにはやはり日々の心がけによる修行が必要です。

でも、背伸びして「かっこ悪いから」とか「偉い人みたいになりたいから」とかの理由で高い波動になる必要もないし、低い波動だからと言って「嫌だなぁ」とか思う必要はないんですよ。

自分を追い込んだり責めたりして波動を上げることに必死になると、「私なんて…」という気持ちによって下がった波動が発せられ、結局遠回りさせてしまいます。
波動は「自分が心地良いと感じるからそれがいい」と、思っていると、自然とその波動へなろうとしていくものです。
ゆっくり、楽しみながら上げていけたらいいですね。

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