豊かさを周りに与えるために必要なこと

スピリチュアル

豊かさとは、余裕

私たちは普段、お金で身の回りの生活を維持していますが
「お金にも愛情にも全く困っていないよ♪」と本心から言える人はどれくらい、いらっしゃるでしょうか。

私たちが普段、恋愛でも勉強でも仕事でも人間関係でも、
「満たされないなぁ」って思う時は、足りていない、っていう不足感を感じている時なんですね。
焦ったり、どうにかしなきゃって思ったり、何でもかんでも手を出して不安を紛らわそうとしてみたりとか…そんな感じですよね。

タロットのカップのエースの画像を見ると、あらゆる豊かさの源である水は杯から溢れてはじめて周りに循環し始めます。
ペンタクル(土)の要素も、水が適量与えられないと、枯れてしまいます。

人や命あるものの豊かさは、水の感情を通して繋がっているのです。

ちなみに、お金はたくさんあるのに心は満たされていない…という方の場合は
お金と感情とをバランスよく交換できていないからそうなっている場合が多いです。

お金のために、自分の本当の感情を抑圧し過ぎる傾向のある方や、そうだと分かっていてもお金のために我慢しなければと思ってしまう方がそうです。

人の感情的なニーズに応える代わりにお金を受け取っていることに自覚のある方は、ホロスコープチャートで言うと8ハウスや蠍座的です。

「尽くして与えて見返りをもらう」という発想自体はまあまだ良いとしても(世界のエネルギーは対価交換ですから)、「自分にほとんど余裕がないのに与えてしまい、見返りをずっと期待している」という場合は注意が必要です。
プラスのエネルギーを通して相手に与えた場合は最悪プラマイゼロでも、
マイナスのエネルギーを通して相手に与えた場合はマイナスにしかなりません。
マイナスのエネルギーはやはり、受け取る側も心地が悪いからです。

ですから、人は何か定期的に神聖なものに触れて心が自己欲に傾き過ぎていないか確認し、自浄する必要性を感じるのだと思います。

心がスッキリと浄化されれば、普段は余裕が無くて感謝することのできなかったものや人に対して感謝の念を感じるようになります。
不足から、足りている状態に心が変わります。

豊かさを自分の中から溢れさせるには、このことを理解して心の余裕を作ることが大事です。

そして、一見、欲深そうな世間的に成功しているように見える人達が「まずは自分からたくさん与えている」点にも注目してみるといいかもしれません。
人好きする笑顔だったり、気遣いだったり、革新的なアイディアだったり、寝食を惜しんでの行動だったり、何かしら「他の人と比べると、頭一つ抜き出て与えまくっているもの」があることが多いです。

インナーチャイルドの癒しで余裕を改めて自分に与える

そうはいっても、余裕は頭で考えて作り出したり持てるものではありません。
余裕は、感情や身体が安心感を感じていることが前提になります。

具体的には「自分はそのままでもなんだかんだ満たされている。守られている。愛されている。
という安心感で、これは理屈では実感できません。

お風呂のお湯に浸かったときに「気持ちいいな~」と実感(感情や身体)するのと
お湯を眺めて「熱そうだなぁ。でも、もしかしたら温いのかも?」と想像(思考や理屈)するだけの違いに似ています。

でも、インナーチャイルドの癒しは無意識の中でしか過去(当時)に遡れないので
心を開き、固定観念(思考)のガードを外して感情面に働きかける必要があります。

そして、この場合は今の自分が過去の自分に向かって「大丈夫だよ。何があっても私自身を愛しているよ」と愛を与えてあげることで、感情に余裕を少しずつ取り戻させてあげることができるのです。

ちょっと、生まれたばかりの赤ちゃんのことを想像してほしいのですが
お母さんの母乳って、赤ちゃんを産んだら自然に出てくるものですよね。

自分の赤ちゃんに栄養を与えるために出るものだから、お母さんは「母乳が惜しい」なんて
まぁ思わないものだと思うんですが
「さぁさぁ、たんとお飲みよ」というお母さんの愛情が赤ちゃんにしっかり伝わると、
赤ちゃんは幼少期に「お母さんの愛情を何となくでも感じてて、自分は与えられるに値する愛された存在だ」という心の安定感を土台に持てるようになるわけです。

ここで、お母さんが「苦しいけどこの子に与える」とか
「この子のせいで私は色々我慢しなきゃいけないけど、仕方なく与える」
とか強く思ってたり、赤ちゃんに対して「どうせ分かっていないだろう」と思って実際に言葉で話しかけたりしていたら、赤ちゃんは大きくなってから
「なんか、受け取ることや与えられることが苦手だな…理由は分からないけど」という
釈然としない違和感を意識の奥底に抱えることになります。


赤ちゃんや子供は言葉の意味そのものは知識として理解していなくても、どういう感情で使われているのかは感じることができます。

また、よくある不安定な感情パターンの一つとして
「良い子にしていないとごはん抜き」とか
「親の言うことを聞かない子はうちの子じゃない」という
脅しのしつけを真に受けて、それが大人になった今でもずっと尾を引いているというケースです。

こう言われて子供から大人になった人は、常に人の顔色を窺ったり、世間的に正解な行動や生き方をしていないと不安になります。
というより、世間的な常識に一体化しています。
しかし、本心から望んでいることではない(親から見捨てられるのが怖くて従っているだけ)なので、いつもどこか自分の人生に不満を感じています。
十分に社会的な成果を受け取っているにも関わらず不満なのは、「こんなに我慢しているんだから当たり前でしょ!」とインナーチャイルドが怒りを感じてしまうからです。

あるいは、 ネグレクトや親の不在による影響で 「どこまでも努力しても、親(社会)は認めてくれない」というパターンもあります。

まとめ

豊かさの仕組みと、豊かさの土台(衣食住の土台部分になる親との関係)について傷ついたインナーチャイルドの例をあげましたが
「豊かになりたかったら、自分の普段の意識を無自覚にしておいたらなんとなくマズイ」というのは分かっていただけたかと思います。

もちろん、「下手に触らずに現状のまま置いておく」という選択肢もアリなのです。
インナーチャイルドの癒しや、豊かさを周りに循環させるほど与えられるように自分自身を豊かにするには、一朝一夕で出来るものではなく、時間もコストもかかります。
(セラピーやグループへの参加などにある程度お金を投資すれば、時間は多少節約できます)

特に、インナーチャイルドの癒しは、自分のインナーチャイルドの影響を感じたり考えてみて、
「今の豊かさを受け取ることや、気持ちや行動に余裕がない原因になっている」
ように思ったら、癒してみても良いかもしれません。

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