水サインの力と使い道

占星術

水サインは感情の力

こんにちは。
あなたの人生の疑問・悩みに寄り添う、スピリチュアルセラピー占星術師、hirariです。

ん?
「急にどうしたそのキャッチコピーみたいなのは」
って?

うーん。
なんとなく、
名乗ろうかな!って思ったので。
(なんじゃそりゃ)

ま、それは半分冗談として
自分がどういうスタンスの人間か、知ってもらうのはやっぱり人間関係で大事だよね~という
今日の話に関係してたりします。

水サインは、蟹座・蠍座・魚座である感情に関する星座・エレメントです。

身内感覚の強い蟹座
特定のものと融合したい蠍座
全てのものに溶ける魚座

この3つのサインには、理屈や合理性は重要視されません。

「なんとなく」とか
「好きだから」とか
「いつも一緒にいるから」とか

子供が無条件で母親の愛を求める
「お母さん大好き!」っていう愛着に近いのが
水サインのエネルギーです。

赤ちゃんでも使う、感情の力

もし、生まれてきた赤ちゃんがお母さんに対して
何の愛着も感じていなかったら、どうなるでしょうか。

お母さんが自分のそばからいなくなっても泣きもせず
知らない人や知らない場所に対しても恐怖がなく
お母さんの話しかける言葉に何の興味も示さなかったら。

発達心理に詳しい方は、こういう赤ちゃん(発達障害の傾向がある)は
発話や知的成長などに遅れが見られることがあることはご存知だと思います。


実は、赤ちゃんも愛想笑いをすることを知っていますでしょうか。
心理学用語では、社会的微笑(あやし笑い)と言われています。

笑顔の表情には、人に好意を伝える効果がありますね。

赤ちゃんの可愛らしい笑顔を見たお母さんが、より一層赤ちゃんが愛おしく思えて
より手厚い世話が受けられる…
ということを、本能的に知っているのか
赤ちゃんは生後三か月頃から、お母さんとのコミュニケーションのひとつとして
笑顔をつくるようになるのです。

感情は、身体に備わった生理的な機能です。

人は、誰かから自分に向けられた優しい笑顔を見ると
「好かれてるのかな」
「安心するな」
といったような、良い感情を感じます。

そこに、細かい理屈はありません。
一瞬で、脳が「この表情は良いことだ!」と判断してしまうからです。

あなたは、誰かと友達になる時
または、友達と遊んでいる時、どういったことを感じていますか?
どうして、その人と友達になったのでしょうか?

何となく一緒にいて楽しいからとか、話が盛り上がるとか、そういった理由かもしれませんが
それを一言でまとめると
「好き」ってことですよね。

こんなふうに
「好き」や「安心」という感情は色んなものを繋ぎ、同化させることが出来るのです。

人が嫌われることをなるべく避けたいと思うのは、自分が不利な立場になることを人間本能で分かっているからなんですね。

月の感情と、効果的に周囲の好感を得る方法

この
「何となく好き」というような理屈抜きの判断は、占星術では月が関連しています。

月のサインが幼少期の人格形成の傾向を表し、結婚生活や生活全般の傾向を表すと言われるのは
「どうしたらその人が生まれてきた環境(養育者)から世話を効果的に受けることが出来たのか」
を予想することが出来るから
です。

月には、明確な理屈はありません。

養育者が喜んだこと、嫌がったこと、褒めてくれたこと、叱られたこと。
初めてご飯を食べた時の気持ち、親が話しかけてくれたこと、抱きしめてくれた時の温もり。

そういった思い出(条件付け)が記録されているところ、それが月なのです。

月が山羊座や蠍座にあると、占星術用語でいう「品位が傷つく」という表現がされるのですが
それは、
厳しい躾による感情の抑圧や、一体感が強すぎて過剰な心理的執着が起こりやすいために
他のサインにある月と比べると扱いにくいものとして、古典占星学的に判断されているのだと思います。

人は、生まれてきたその時から
良い・悪いの判断を感情で行う癖がついています。

どんな人だって、原因を突き詰めれば
「好きか嫌いか」で物事を判断しているのです。
正しいか正しくないかは、問題ではないのです。

人は、自分と似た人
同じレベルの人と引き合うようになっている
と言われますが、これはスピリチュアルでも科学でも同じ理由で説明が付きます。

自分が良い、と信じているものや感じているものを人は受け入れます。
そして、良い=好きなのです。

自分の月のサインを使って、お金や仕事を引き寄せる
月の引き寄せメソッドというのがありますが

なぜ、月のサインを活用することでそれが可能になるか?という理屈は
「何となく、それ好きだな」
とか
「その雰囲気、懐かしくて安心するな」という
人の心理に有効に働きかけるタイプが月のサイン別で分かるから、ということなのです。

水サインのエネルギーを上手く使いこなせば妲己ちゃんにもなれるかも

妲己ちゃん、もとい蘇妲己とは、中国の小説「封神演義」に出てくる悪役のことです。
殷王朝の名君・紂王をたぶらかし、暴君に変えてしまった絶世の美悪女。

見た目は美しい女性ですが、中身は千年以上の時を生きた狐の妖怪であり
人の心を操る術に長けている、天才的な策士です。

妲己は策士なので、自ら手をくだすことはしません。
たいてい「紂王さま、お・ね・が・い♡」と言ったり
「いや~ん、誰か助けてぇ~~♡」とか弱いフリをして誰かに何かをやってもらうことも多く
理屈ではなく、人の感情を刺激して物事を思い通りに動かすことがとても上手いのです。

まあ、これって現実で言えばキャバ嬢なんだけれども。

男の人を良い気分にさせるために、
髪の毛もお肌も体型も綺麗にして、ラグジュアリーな雰囲気の服に身を包み
適度に賢く、適度に馬鹿っぽいフリ(男の人に花を持たせるためにね)しつつ、
高いお酒開けてもらって、指名をもらうっていう…。

流し目の美女

色気があって男性に好かれやすく女の人から反感買いやすい、って女性は
結局自分と似たタイプの女性(あるいは利害関係の絡まない同性)としか仲良くなれないので、潔くあきらめて悪女として振舞うのもまた一つの正解だと思いますが、どうでしょうか。

金星や月の状態が良い人は、自然と引き寄せも上手な人が多いので羨ましいですね。



コメント

  1. 高砂有加 より:

    寒くなってきましたね。

    いつも、読んでます!!

    いろんな、角度からみた、人間観察が面白いです。

    • hirari より:

      いつも読んでいただいてありがとうございます^^
      記事が人間観察多めなのは、人の行動についつい目が行ってしまう風サインのトライン持ちだからかもしれません。

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