平成最後のハロウィンの季節
こんにちは。
ちょっと遅刻してしまいましたが、今月も新月~満月の運勢を見ていきたいと思います。
それにしても、なんだかしんみりムードの今年の秋。
自然災害などで色々あったからでしょうか。
自粛ムードと言うわけではないけれど、みんなちょっと静かにしている感じ。
でも、私たち現代人には「当たり前の日常が、実は当たり前じゃなかった」と気づいて
静かに内省できる今のような時間が必要なのかもしれません。
変わっていくことは、寂しかったり切なかったりするけれど、嫌なことばかりじゃない。
良い方向に変化していくには、気が進まなくても今までの自分を振り返って
抱えていた荷物を整理する・・・
そうして、荷物を軽くしてから、また自分の行きたい方向へ歩き出せばいいのではないかと思います。
では、新月からみていきましょう。
天秤座の中間度数で新月を迎える月は、山羊座の冥王星と水瓶座の火星とアスペクト。
月と冥王星はスクエアの配置で、社会的な強制力に合わせて自分のスタイルを修正させられるような星回りです。
天秤座の月のサビアンは「嵐のあとに、船が修理を必要として陸に上がっている」
というシンボル。
人や周囲の環境に合わせてちょっと頑張り過ぎてしまった後の休憩。
そんなイメージをもつシンボルですので、新月の時期はまず「元々自分の内面にあるものと、自分以外の誰かからいつの間にか影響を受けてしまって存在してるもの」を整理する段階になるだろうと思います。
スクエアで緊張感のあるアスペクトをとる山羊座の冥王星のサビアンは「食料品の詰まった袋を運ぶ、5歳の子供」というシンボル。
自分にこなせるかどうかのギリギリのライン、というか少し荷が重いこと。
ちょっと身の丈を超えたことを「しなくてはならない」そんな状況のイメージです。
天秤座の月的には、今は自分の安全域を出て苦労なんかしたくないのですが
冥王星がなぜか「やるのだ・・・失敗するかもしれなくても、その仕事をお前はヤルノダ~~!」
とプレッシャーをかけながら始まるこの新月。
きっと、ちょっと背伸びして頑張った先に、この先をしっかりと生きていく知恵か何かのヒントのようなものがあったりするんでしょうね。
そんなちょっぴり前途多難な月を応援してくれるのが、トラインのアスペクトを形成している水瓶座の火星。
サビアンは「ある時期人気を博する理想を具現した男が、人間として自分はこの理想ではないということを、自覚するようになる」というシンボル。
「今はどれだけ人気でも、人からの評価なんて、1年、いや半年も経てば変わってしまう。」
「他人の為にずっと自分を偽りながら生きている自分に、虚しさを感じる」
こんな思いがよぎる、そんなイメージのシンボルです。
天秤座の月、山羊座の冥王星、水瓶座の火星。
この3つの天体を合わせて浮かんでくる今のイメージは、
自分のやりたいことをやるならやるで、社会的にも責任とバランスをもってちゃんとやる。
やらないならやらないで、自分は社会でどういうふうに生きているかちゃんと認める(環境や人のせいにしない)。
こういうことをきちんと考えると、今回の新月の時期は良いのかな、と思います。
では、続いて満月をみていきましょう。
牡牛座の初期度数で満月です。天王星とはコンジャンクションで重なっています。
天王星は変革の天体なので、今まで慣れ親しんできた感覚が新しくアップデートされるような経験をこの時期にするかもしれません。
例えば、どうしても納豆を食べられなかった人が納豆の美味しさに目覚めて食べられるようになった…みたいな、本人にはとても大きな進歩に感じられること。そんな感じです。
天王星の牡牛座のサビアンは「清らかな山の小川」というシンボルで、自分の才能が開花するというイメージを持ったシンボル。
月は「電気的な嵐」というサビアンシンボルで、これは才能が開花するときのショック体験のようなものを表すイメージです。
つまり、流れ的には
ウワーッ!となってドカーン!ってなって、「おお・・・」みたいな。
え?擬音語で話をするな?
すみません。
ええと、では話を続けまして。
山羊座の土星が牡牛座の月と、トラインのアスペクトを形成しています。サビアンは「カヌーを漕ぎ戦争の踊りを踊っているインディアン」というシンボルです。
自分の新しい資質・才能が開く可能性は、ちょっと気が乗らなくても「同じ目的を持ったチームや集まりと何かを達成しようとする」、そんな行為の中にあるようです。
自分一人でああだこうだと想像しているだけじゃ、自分の才能を試す実践の場がなかなか見つからないですからね。
また、自分が今目標としていることが「長く続かせたい」「しっかりこの先も見据えていきたい」物事であればあるほど、この土星のエネルギーを活かしてみると良いかもしれません。
ただし、この土星のエネルギーは「熱くなりすぎてちょっと暴走しがち」な面もあるので、そこには気を付けて。
自分の中の深い感受性に沈み込んでいく蠍座のエネルギーは、太陽と金星を通して牡牛座の月に届けられます。
普段は見えない・見ないようにしているものへの興味・関心をもって感受性を働かせることが、自分の中の資質を再発見することにもなります。
今回の満月の時期の経験は、この先もずっと続いていく影響の深いものになりそうです。
コメント