夏目漱石のホロスコープ

夫婦占星術

文豪の人生と星の影響

こんにちは。
今回は私が大好きな小説「こころ」の作者である
夏目漱石先生のホロスコープが示す星のエネルギーを読んでいきたいと思います。

夏目先生の生年月日は1867年の2月9日で、出身は現在で言う東京の新宿区。

太陽:水瓶座19度または20度
水星:水瓶座17度または18度
木星:水瓶座15度

海王星:牡羊座10度
月:牡羊座・時刻が分からないので度数は不明

冥王星:牡牛座13度

天王星:蟹座4度(逆行)
火星:蟹座11度(逆行)

土星:蠍座23度

金星:山羊座3度または4度

先生の詳しい経歴についてはウィキペディアさん調べ。

その情報を元に、色々年代別に出来事を整理していくと
出生時刻はもしかしたら午後6時くらいなのではないか…?と
思いました。

※ただし、ネットで出てくる有力な時刻は午後4時~4時半のようです。

夏目先生個人のエピソードと言えば、
外国留学からの神経衰弱で帰国というくだりが有名です。

先生は、人生全般を見渡しても病弱。
幼いころから結構健康状態には問題が多く、それは
月に近い海王星が示していることなのだろうと思います。
(混沌とした状況や、あの世に繋がりやすい体質)

良くも悪くもエキセントリック(水瓶座)で、
人生の大きな目的や方向性となる太陽に
具体的な技能を示す水星が重なり、少しだけ離れたところに
拡大・発展をもたらす木星があります。

水瓶座は客観性や土地や空間を超えた価値がテーマのサインなので、
「視点がユニークで頭も良いんだけど、どうにも人に共感されにくい」
という変人として扱われやすい水瓶座の性質に、
けっこう長い間悩まれていたのではないかと思います。

いくら経歴や交友関係で自分を肯定してくれる人に恵まれていたとしても、
「だから何?それらが本当の自分とどう関係がある?」
と自分で他人からの評価を否定してしまうような、そういう気質が
蟹座と水瓶座スクエアの影響で出ていたような感じもします。

人としての情緒や共感性を育てる部分である月が、
(時刻によって多少度数のズレはあれど)
蟹座の火星や天王星からチクチク葛藤をもたらされる角度になっていることで

小説家活動が本格化する前の水瓶座期間(太陽年齢域の35歳くらいまで)
を過ぎて火星の年齢域(35歳から45歳くらい)がくるまで、
自分の中の傷ついた感情(蟹座サインのこと)は
なかなか表に上手く出せなかったのではないでしょうか。

生活のための仕事(6ハウス的なもの)や人生の目標(太陽水瓶座)なら、
そのまま水瓶座(外国的・近未来的なもの)で良かったはずなのですが、
夏目先生はどこの学校で教鞭をとっても落ち着かず、
「あぁでもない、こうでもない」とウロウロしていたようです。

人生のはじめのうちは、
生活の為の仕事と天職・自分が心のどこかで感じている使命は
別物であることが多いのですが

夏目先生の場合は、土星が太陽にスクエアの角度を形成している
(自分の欲求を社会や地域に受け入れられる方向性について葛藤しながら探す)
ことから、
「社会から求められる役割に従う」体験をあらかたすることで、
後になって天職に辿り着いた
というパターンになっているようです。

スクエアになっている天体は、互いに矛盾を感じながらもそれの示す
テーマに取り組むことで、本人にとって必要な経験や知識が揃う、という役割があるようです。

晩年の先生が理想とした「則天去私」の言葉
(普遍的な天地の法則に従い、私心を捨て去ること)
は、徹底的に自分というものを土星的に追い込んだ後に辿り着いた
その境地を示しているかのようです。


色んな人のホロスコープを読んでいると、その人なりの人生の軌跡が少し
見えるような気がします。

それは、一般的に言われるような
どうしたらお金持ちになれるのかだとか、
どうしたら幸せな恋愛・結婚ができるのだとかという
近距離的なものではなく、もう少し引いて全体的なところから見た
人生の全体図を示しているような感じです。

だからホロスコープで示されているものを読むことと、
一般的な幸せや願望と言われているものを同時に考えてしまう時、
それが一般的な占い解釈で言う凶相として表現されてしまうのだと思います。

ホロスコープは
単なる吉凶や幸せ・不幸せを読むのではなく、

「自分がこの世界に何をしにきて、その為に何をする必要があると思っていたのか」

を思い出したり、今の自分の意思決定の材料にするのに向いている占いだと
今回、夏目漱石先生の星をみて改めて感じました。

そして、やはり実践の占い鑑定ではこれらの星のエネルギーに対して、
そのエネルギーの持ち主である本人の意思や行動が関わるので、
そこら辺の理由で
「当たる」「当たらない」が出てくるんだろうなとも思います。

人間には、自然に逆らって色々やるという能力や根性も備わっていますから…。
(良い悪いとかの判断は無しに)

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