宇宙から与えられた役割を生きると結果的に開運する

スピリチュアル

星の示す運命は個人の願望を超えたところにある

占星術や四柱推命などの命術の占いは、現実的に例えるなら
お見合いでいう釣書みたいなものです。

「私はこういう家の生まれのもので、こういうことを学んできました。
趣味は生け花で、師範の資格をもっています。」

というような感じです。

お見合いは、はじめに釣書に書かれた条件で実際にお見合いするかどうかが決まりますが、
最近の恋愛結婚だと、付き合いだした後に相手の経歴や家系のことを知ることになります。

現代人は、占いやスピリチュアルとの付き合い方が本来のものとは逆になっています。
宇宙や自然、神の望む役目を負うのではなく、
自分の願望の為に宇宙や超自然的な力を使役しようとして、向き合い方がまるで子供のするおまじないみたいなことになってしまっているのです。


昔、個人のホロスコープチャートを読めるのは
政治に関わる王族や、権力のある貴族のような人達しかいませんでした。

そういう人達がどうしたら、国や一族が栄えるのか、滅びずに済むのか?

自分たちがどのように神の意志に選ばれ、どのような役割を負って生まれてきたのか
そういうことを真剣に、星占いで考えていたわけです。

なので、
「お金持ちになりたい」
「素敵な人と結婚したい」
というような個人的な願望を叶える方法が、
ホロスコープチャートにそのまま表れているわけでありません。

「自分はどういう生き方が見合っているのだろうか?」
ということを知るためにホロスコープチャートを活用するのが、結局のところ一番
現実的な開運になります。


なぜなら、それが宇宙から求められている役割だからです。

(それ以外の方法で開運したいと思うのなら、誰か権力や財力のある人に従うのが一般的です。
忍耐を強いられたり競争率は激しいですが、自分で難しいことを考えなくて済むのである意味楽です。)

以前にも、少し内容がかぶる記事を書いていたのでリンクを貼っておきます。


ただし、ホロスコープチャートの示す才能や生き方を、現実に持ち込んで実現させるには
ホロスコープチャートを読む技術や知識以外の、現実世界に対する知識や経験も必要です。

ホロスコープチャートを活かせる場所を探すのが私たちの役割

ホロスコープチャートを活かすための現実的な対処の足掛かりとなるのは、
ネイタルチャート太陽のサビアンシンボルです。

太陽のサビアンが表すことが難しいようなら、水星のサビアンが示すことを試してみるのも良いと思います。

自分のホロスコープチャートが示す才能や生き方を
一発で当てられる人はそういません。

ああでもない、こうでもなかった、という
試行錯誤を繰り返して、徐々に寄せていってチャートの示す生き方になっていくのが普通です。

何度か失敗しても、ホロスコープチャートの示す天体のサインやサビアンの行動を起こすのが
重要なのは、宇宙が私たちを通してその天体のエネルギーを地球に降ろすことが目的になっているからです。


実際に、幾度かの挑戦の末に成功を掴んでいるというタイプのホロスコープチャートの著名人は
たくさん見かけます。

個人によっては、ホロスコープチャートの示す行動によって金持ちになったり有名人になったりしますが、宇宙から見ればそれすらも地球に滞在する間で私たちが演じるように言われている、役割の一部でしかありません。

(実際にそのような役回りが巡ってくるかどうかのホロスコープの統計的な傾向はありますが、行動の末の結果論であることが多く、結果(願望)からチャートを活用しようとすると上手く読めなくなることも多い)

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