サバサバ女とは、女性の現代版中二病かもしれない。

心理学
Olesia KharinskayaによるPixabayからの画像

最近、スマホでまとめサイトなどを閲覧中に
「サバ女」をテーマにした広告マンガを頻繁に目にします。

これです。(現在はめちゃコミックで配信中)

サバ女=人目を気にせず言いたいことをズバッと言う自称男らしい女、コンプレックスで女性らしさを拗らせてる人、という感じの漫画みたいですが
あんまりしつこく広告を目にするものだから、ちょっとだけネタバレなんかを検索かけつつ読んでみました。

で、かいつまんで把握した漫画のストーリーはというと、ポッチャリしたコンプレックス拗らせ自称サバ女と美人で周囲に媚びない真正サバ女、果たして最後に勝利するのはどっちだ!?(笑)・・・みたいな話でした。

まあ、予想通り美人で媚びない真正サバ女の方に軍配が上がるのですが、それは漫画的なお約束。

この漫画の主なテーマは、「自称サバ女みたいに、周囲の人のことを考えない自分勝手な発言や思い込みで他人を不愉快にさせないように気をつけようね」ってことだと思うのですが、
もうひとつ、「自分には一切悪気が無かったとしても、自分とは違う考えを持っている人の気持ちもちゃんと考えようね」という真正サバ女サイドの持つネガティヴさみたいなものも含まれている漫画かなぁ、と思いました。

真正サバ女の言動に関しては、詳しくは漫画を読んでもらうと分かりやすいのですが

「言ってることは正論かもしれないが、他人の気持ちに対する想像力が足りない」
「周りが敵にならずに済んだのは、拗らせ自サバ女という共通の敵がいたお陰」

という、読んでるこっちがハラハラするような言葉の切れ味の鋭さと鈍感さと幸運を併せ持つ、絶妙に自サバ女に嫌がられるキャラでとにかく末恐ろしい。
(むしろ完璧過ぎて人間味がないかもしれない)

この漫画を読んだ読者の大半が、おそらく謙虚にも
「私は拗らせ自称サバ女みたいにならないように気を付けよう」
と思うのでしょうが、
本当に「サバサバ」に気を付けないといけないのは、多分本人にも自覚のない
「素直は美徳だし、努力は報われる」
と無邪気に信じている若い娘さんや、周囲の人達よりも恵まれた環境に生まれてきたような真正サバ女の人達の方ではないか・・・と考えさせられます。

結局、この二人のキャラクターの性質は同じものの裏と表みたいなものですからね。

と、ここまで色々考えて、最終的にタイトルがこのようになりました(^^;)

人は皆、大なり小なり自分の中の中二的妄想を持っていると思うのですが、アニメとかゲームのキャラクターでなくても、もっと現実に近いドラマのヒロイン的要素の中にも「自分にとって都合のいい世界」のイメージがあるものなんだな、と思います。

それが周囲から生温かく見守られているうちは「あいつの、ああいうところ中二病だな(笑)」で済みますが、そういうのはやはり黒歴史を長引かせないように、早めに自覚して卒業していきたいものです。

しかし、誰もがそれぞれの中二病を抱えて生きているのもまた事実。
あんまり目くじら立てて、自分も他人も生きにくくなるよりかは適度に受け入れていくほうがいいかもしれませんね。

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