恋愛がうまく行かない人のハマりやすいパターン

喧嘩中のカップル 心理学

諦めきれないで頑張ろうとしてしまう人の恋愛パターン

恋愛(夫婦)関係で悩んでいる人によく見られるのが、
自分とは明らかに性格や生活のバランスが合わない相手に執着しているパターンです。

そういう悩みの人にどこまでなら譲歩できるか質問してみても、返ってくる答えが
「どうしてわかってくれないの」
「あの人の考えてることがわからない」
というのが多いのですが、こうなってしまっている場合は、
この人が現状を変えられる可能性は低いと判断します。

自分にとって「相手がわかってくれない人である」ということを、
どうしても受け入れられなくなっているのです。

他人同士の結びつきである恋愛は、こう言ってしまうと身も蓋もないですが
そもそもが、いつでも離れられる自由な人間関係です。
子供と親・兄弟姉妹や親戚でもない限り、関係の拘束力はそこまでないのです。

あらゆるメディア媒体による刷り込みが頭や心から抜けていない人の場合は、
恋愛は努力して頑張れば報われると純粋に信じている人が多いです。
メディアがテレビや映画から流す恋愛模様は、現代人の人間関係の理想であり夢想です。
手が届きそうで届かない丁度いい塩梅のものだから、大衆は色々と手本にしようと、
関連するもの(俳優やファッション・美容など)に夢中になります。
(そしてそこに商業的なお金が発生する仕組みです。)

長続きする関係には、恋愛的な刺激はない

もともと、男女が恋愛的に激しく惹かれあう理由は生物学的にいうと、
遠い遺伝子同士を掛け合わせてより強い遺伝子をもった子孫を残すという習性に従っています。


分かりやすく言うと恋愛は基本、
自分の家系に馴染みのない性質をもった家系の相手に惹かれやすいということです。
これが「自分と合わない相手をつい恋愛相手として見てしまう」ということの原因です。

なので、生物学的にみれば「自分と反りが合わない相手」というのはちゃんと相手選びに成功しているのですが、一瞬燃え上がった後に、すぐに別れたり離婚したりする確率も高いです。
なぜなら、生物学的な相手選びは動物的な繁殖本能に近いからです。
二人の間の子供をもうけることが目的ですから、目的が達成されてしまうと二人の結びつきというのは他の要素がなければ維持は難しくなります。

そして、始めの相手選びで生物学的な惹かれ方をした相手との執着を手放しきれない場合は、
だいたいの人が、自分の中の親子関係を相手に投影をしてしまっているパターンに移っています。

男性側の場合は、自分の母親を相手側の女性に無意識に重ねて期待します。
実際の母親というよりは、自分が子供の頃に理想とした母親像です。
女性側も同じように、自分の理想の父親像を相手側の男性に期待します。

すると、二人の関係はどうなるでしょうか。

肉体的な性質は遠く、心情的なものは互いの理想を押し付け合うのですから
二人の間ですれ違いが多くなるのは当然となるわけです。

精神的な親離れを出来ていない二人で恋愛関係になると、このパターンにハマってしまいます。

相手側に親の役を投影するのは、二人の関係を繋ぎとめる理由にするためです。
血縁関係は、恋愛的な惹かれ合いが終了した後でも人間関係の継続を可能にする理由(心情)を作り出します。

精神的な恋愛と肉体的な恋愛が両立することは少ない

一般的に言われる恋愛は、肉体的な本能によって惹かれあうものです。
「胸がドキドキする」
「相手から見て魅力的だと思われたい」
このような心理状態を引き起こすのは、身体に備わった本能です。

以前、自分のお見合いの相手を探すために、自分と相性の良い生年月日の人を
片っ端から占い師に調べてもらっていた裕福な家の中年男性を見かけたことがありましたが、
その男性の外見や言動は、女性ウケするとは言い難いものでした。

ふくよかすぎる体型に清潔感がもう少し欲しい身だしなみ、
裕福だけど特に自分で何かをしているわけではない金持ちのお坊ちゃま、
それでいてこの男性の女性の好みは「若くて可愛くて、お金目当てじゃなくて自分に尽くしてくれる性格の良い女性」だったので
「そりゃあ百人以上の相性リストを占い師に出してもらったところで、なかなかいい相手は見つからないだろうな」と、この方をお見掛けするたびに心の中で思っていたものです。

若くて可愛い女性はいくらでも可能性がありますから、もっと若くてハンサムなお金持ちと結婚するでしょうし、同じ中年男性でも実業家や士業の人などをもっと選り好みすると思います。

肉体的、性愛の恋愛は打算的になるのは致し方ないところがあります。
条件・タイムリミット付きなのは、肉体の美しさや健康さに左右されるのが
一般的な恋愛の条件なのです。

そこを、精神的な恋愛や結婚と混同するから複雑になります。

占いで出す相性は、現実の肉体次元の事情までカバーはできませんから、
あくまで精神的な相性を主に見るものになります。

占いで恋愛がどうなりますかと聞かれても、いくらアドバイスしたところで
どうにもならないことが多いのは、二人の間の肉体的な恋愛より先の壁を越えていないまま、
どうにかならないかと思っていることが多いからです。

どうにもならないと思われる場合は、さっさと諦めて次に行ったほうが有意義なのですが
肉体的恋愛と家族的な精神恋愛の狭間で抜け出せなくなってしまう人はどうしてもいます。

その場合は、インナーチャイルドに原因があることがほとんどなのですが、自分の内面ではなく外側の環境(相手)へのアプローチでどうにかならないかと、この段階でも抵抗する人が多いです。

コメント